南オーストラリア大学 TMさん

お客様の声

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(1)この大学を選択した理由をお聞かせください:
私が南オーストラリア大学の看護コンバージョンコースを選択したのは、永住権の申請要件の地方点が得られる利点があったからです。
私は2年生の看護コンバージョンコースの進学を志望していました。そこで当初のウーロンゴン大学の他に、地方点を得られる大学として南オーストラリア大学を探していただきました。2年制看護コンバージョンコースが整備されている大学か、金銭面はどうか、大学の環境や設備はどうか、日本人の比率、日本人コミュニティー、海外留学生へのサポートはどうかなど色々悩みましたが、自分にとってこの大学が将来的な利益があるのではないかと考えて選択しました。

 

(2)大学で学ぶための英語力について:
大学で学ぶ英語力については、日常会話のコミュニケーション能力やアカデミックなライティング能力はもちろんですが、看護実習に向けて専門的な知識を英語で議論できる能力が求められると思います。OETですでにB評価を得ていたり、AINとしての経験がある方のほうがスムーズにコースが進められるのではないかと感じました。

私はそのどちらも持っておらず、語学学校のアカデミックイングリッシュコースからのパスウェイで大学に進学しました。日常会話のリスニング能力もスピーキング能力も不足していてコミュニケーションが難しい状態でした。また、専門用語についてのvocabularyも不足していたので授業や課題に苦戦しました。
大学は看護学科の通常3年コースの2年目から合流する形でスタートしました。生徒はローカルの生徒と海外留学生の割合はクラスによって違いますが、私のクラスは大体3割程度が海外留学生でした。1年目を終えた生徒は解剖生理や、Aged care実習を終えた状態であったり、同じく2年目から合流する形の生徒はすでにEnrolled nurse(准看護師)の資格を持った学生たちで、その中に混じって授業を受けることになります。グループワークや校内実習などで有意義なディスカッションをするため、実習で患者に説明や教育する為には、英語での看護の基礎的な専門知識をプレゼンできる能力が必要と感じました。

 

(3)大学の様子を教えてください:
レクチャラーや実習担当者のバックグラウンドも様々で、人それぞれによると思いますが、私のあたったレクチャラーはとても親切な方が多く、質問に丁寧に答えてくれました。ひと科目終了ごとにレクチャラーそれぞれに対してアンケート評価が行われるため、レクチャラーや科目の課題に対しての意見を言う機会もありました。
オンラインのレクチャーについては質疑応答はメールで行っていたり、看護実習については、他の実習先には海外留学生にあたりが強いところもあると聞きましたが、私が行った施設はスタッフのバックグラウンドは多様で(オーストラリア、アフリカ、パプアニューギニア、インド、中国、韓国など)、スタッフによって対応は様々ですが実習担当者が理解がある方で有意義な実習となりました。
大学の中では、海外留学生のビザや宿泊先や就労などの相談、課題の相談、コースの先輩から話を聞けるサービス、個人お悩みのカウンセリングなどはStudent servicesのサポートが受けられました。生徒が運営する団体やサークル活動もあるので、生徒の不利益な点を相談したり、授業外の活動も多様にありました。課題直前には、図書館に簡単な課題の相談が出来るスタッフが短時間設置されるサポートもありました。また、課題についてのワークショップがあったり、オンラインにはライティングのチェックをしてくれるシステムもありました。私はエッセイやReference listsの書き方などのワークショップに参加したり、課題の相談にStudent servicesを利用して課題を乗り切りました。ワークショップを通して違う学科の生徒と接する機会にもなるので、交流を深めるのにも有効だと思います。

 

(4)大学の設備と環境:
私の通ったEast Campus はAdelaide駅から徒歩約10分、バス停も近く、Rundle mallから徒歩3分の場所にあり、通学にもショッピングにも便利な環境にありました。カフェや電子レンジが設置された食事できるラウンジが整備されていたり、図書館は平日遅くまで開いていて良く利用していました。ちなみにWest Campusにある図書館は24時間開いていて、勉強する環境が整っていると思います。アデレード駅から大学への通り道には州立図書館があり、フリーのEnglish classなどもあるので課題の相談などに利用し重宝していました。

校内実習で使用する医療資材やマネキン(バイタルサインのモニターに接続されて、リアルな呼吸音や心音、心電図、急変シミュレーションが設定出来るようになっていました)なども設備が整っていました。成人だけでなく小児、在宅を設定した部屋もありました。

生徒のタイムテーブルや学校施設の相談はCampus Centralがあり、学生ボランティアや係の職員が親切に対応してくれました。

 

(5)このコースを選択するメリット・デメリットをお聞かせください:
*メリット*
アデレードは勉強する環境はとても整っていると思います。私はついていくのにいっぱいいっぱいでしたが。大学は1学期に3科目で、タイムテーブルを上手く作成して1週間に2~3日の通学にまとめて、仕事している学生もいます。リーディングなどのオンラインの自己学習が多いので、タイムスケジュールを管理してプライベートの時間も満喫することが可能だと思います。

*デメリット*
アデレードは住みやすい地ですが就職が難しいとも言われています。すぐに就職先が決まる場合もあれば、GPAが良くても卒業して2年以上就職出来ない事例もあり、アデレードを離れて就職活動することも必要となる可能性があると思います。
また、オンラインの講義や自己学習のリーディングなどが大部分なので、ネット環境がないと不便だったり、TutorialやWorkshop、メールを最大限に利用して質問したり、バーチャルクラスに参加したり、友達同士で理解を深めるなど、日本とは異なる勉強方法が必要でした。

 

(5)JP-AUS.COMへの一言:
私は留学を延長しようか悩んでいた時、シドニーで知り合った方にJP AUS.COMがあると教えていただき、Mayさんに相談させていただいてから、お世話になっています。ビザの更新や大学進学の選択肢を悩み続ける私の話を親身になって聞いてくださり、現実的なアドバイスをくれて、サポートしていただきました。また、相談に対する対応が速くて、安心して任せることができました。大学に通い出してからも相談に乗っていただいて、1人ではここまで進められませんでした。JP AUS.COMに出会えたことに、サポートいただいているMayさんやスタッフの皆さんに本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。