ストッツカレッジ・Diploma of Community Services ASAMIさん

お客様の声

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(1)授業内容・クラスの雰囲気・ナショナリティ:
私のコースはDiploma of Community Servicesといい、様々な人を対象に福祉サービスやそれに関する情報を提供する資格です。日本でいうケアマネージャーやソーシャルワーカーなどに似た職業のようですが、対象範囲がたいへん広く高齢者・障がい者などだけでなくホームレスやアルコール・薬物中毒者、シングルペアレント、DV被害者など多岐に渡ります。また難民や精神疾患なども対象となるのがオーストラリアならではだな、と感じます。コース中に2回の実習期間があり、それまでに自分の希望する対象エリアを決定していくとのことでした。
生徒は15人ほどで日本人4人、インド人2人、残りはすべてベトナム人という構成です。日本人の生徒は当コースが提携しているMLC(Melbourne Language Centre)からの元看護師たちです。他の生徒たちは以前にオーストラリアの大学や学校を卒業した経験がある人もいて、言語レベルは様々です。
講師は2人ともオージーで福祉関係で働いていたバックグラウンドもあるため、概論だけでなく具体的な経験談を交えて授業が進むのでわかりやすいと思います。今後またカリキュラムごとに講師は増えていくそうです。ただ今のところ「このトピックについて数人で話し合って発表して」というグループワークが多いので、日本人がイメージする講義とは全く違う形です。また生徒の興味を引き付けるための導入のゲーム、あるいはグループワークでゲームという流れがほぼ毎回あるので、終わってから振り返ると「あれ今日得た知識ってこれだけ?」とびっくりすることも。また提出する課題も「家でやらずに授業中に終わらせよう」というモットーなので、講義なしで課題を進めるという日もありました。こういった雰囲気に圧倒されたり英語に苦労したりすることもありますが、看護師の経験があるため授業自体はそこまで難しくはありません。

 

(2)学校の設備と環境:
学校にはパソコンルームが設置されており、生徒は無料で使用可能ですし100枚までであれば書類印刷もできます。Wi-fiも無料で使えますが、ときどき接続が悪いです。またキッチンには電子レンジ、給湯器がありあたたかい夕飯を食べることができます。今回のインテイクでは生徒の要望で夕飯の休憩を20~30分に短縮し、授業が夜8時半には終わるようになりました。学校はシティからトラムで5分ほどのCarltonにありますが、この年末にシティ内に移動予定だそうです。

 

(3)日本人カウンセラーの対応について:
系列校のMLCに通学していた経緯もあり日本人スタッフのミキさんとは顔見知りですが、いつもバイタリティにあふれた素敵な方です。常に学生に気をかけてくれ、忙しい中でも時間を作って相談に乗ってくれるのでとても心強いです。甘い言葉だけでなく厳しい現実も教えてくれるので、本当にオーストラリアのお姉さんと思ってとても頼りにしています。学校側も不安なことや質問はいつでも相談に乗ってくれる体制があるので安心できます。緊急で一時帰国が必要な状況となった際も授業や課題に融通を利かせてくれました。理由や事案にもよるとは思いますがとても学生に親身になってくれます。

 

(4)このコースを選択するメリット・デメリットをお聞かせください:
夜間の学校で月~木なので日中に仕事をしながら通学できることは大きなメリットだと思います。また日本人スタッフの方もいてサポート体制も整っており、何か不便を感じれば相談できます。もし医療者の経歴があればWelfare workerとしてコミュニケーションスキルを学びながら、永住権獲得に必要なOET(Occupational English Test)の対策もできます。学校のほうでも希望者には無料でレッスンを設けることも将来的に考える、とコース主任が言っていました。

デメリットとしては語学学校のようにEnglish Onlyのポリシーが無く国籍バランスに偏りがあるため、英語以外の言語がしょっちゅう聞こえることが私にとってはかなりのストレスです。また生徒ごとに授業に臨む姿勢・目的が様々なので、高い目標や熱い想いで受講していると他生徒の態度にイライラすることはしょっちゅうありますし、他の日本人学生からも同様の不満は聞かれます。遅刻や授業中の私語は当たり前、グループワーク中なのに英語以外の会話、超マイペースな学生に振り回されながらの日々です。しかしそれに慣れるのも学習のうちと思えてしまえば問題ないと思います。

 

(5)JP-AUS.COMへの一言:
MLCの日本人スタッフであるミキさんから当コース新設のお話をいただきました。ミキさんからオーストラリア留学サポートのメイさんをご紹介いただき、まずは個別カウンセリングという形で私自身の目標や看護観などを聞いていただきました。その上でその他の選択肢も含めて相談に乗っていただき、やはり当コースが今の私には最適と充分に納得して決断することができました。またLINE電話で直接お話しできたことも大変良かったです。コース開始まで1ヵ月余りという急な依頼でしたが留学手続きに関しても迅速・丁寧に対応してくださり、不安なく全行程を期間内に終えることができました。看護師のバックグラウンドがありオーストラリアでのキャリアを考える私ですが、渡豪してから現実に直面して落胆する私のような人々をたくさん見てきました。JP-AUS。COMさんはしっかりしたカウンセリングとビザや学校についてのリサーチがしっかりしている印象ですので、より現実的な情報と個人の希望に沿った選択肢を提供してくれるのではないかと思います。